FlatPress は、bbcode という文法(Markdown)でブログや記事が書けます。まずは、基本の書き方(文法)をまとめておきます。なお、後からわかったことですが、PHP スクリプトや HTML の文法を混ぜ合わせるプラグインを利用することができます。そのあたりは別記事として紹介したいと思います。この時点では、記事入力部分をカスタマイズする計画した場合に、まずは「基本的な書き方」を理解しておく必要がありました。
注意
BBcode というプラグインを追加利用することもできます。ただし、実験してみたところ、利用できるタグが増える(たとえばテーブル)のはよいのですが、それまで入力していた基本タグと表示が異なってしまったので、初めからどちらを選択するか決めておくのが良いでしょう。(具体例を後述します)
また、以下に示す基本文法はインストール直後のものですので、今後のカスタマイズを進めるうちに異なってくる可能性があります。たとえば、ブログタイトルにおいては、オリジナルでは[h3]が利用されており、これは「イタリック」で表示されるのですがどうも漢字圏の人間にはしっくりこない感じを受けてます。たぶん、変更されると思います。
<画像はクリックで拡大できます>
書式名 | 説明 | シンタックス | HTML相当 |
見出し | 見出しを表示する(H2...H6)。 H1はページタイトルに適用される。 |
[h2]見出し[h2] |
<h2>見出し</h2> |
ボールド | フォントをボールドにする。 | [b]ボールド[/b] | <b>ボールド</b> |
イタリック | フォントをイタリックにする。 | [i]イタリック[/i] | <i>イタリック</i> |
取り消し線 | 取り消し線を付ける。 | [del]取り消し線[/del] | <s>取り消し線</s> |
フォントサイズ | フォントサイズを%で決定する。 | [size=80%]文字サイズ[/size] | CSSでのfont-size |
フォントの指定 | CSSで指定可能なフォントで表示。 | [font=FONT]指定フォント[/font] | CSSでのfont-family |
文字色の指定 | CSSで指定可能な文字色での表示。 | [color=COLOR]文字色[/color] | CSSでのcolor |
引用表示 | 引用文として表示をする | [quote]引用文[/quote] |
<blockquote>引用</blockquote> |
コード表示 |
コード文として表示する。 |
[code]コード[/code] | <code>コード</code> |
順序なしリスト |
箇条書きとして●を付けて表示する。 |
[list] [*]リスト1 [*]リスト2 [/list] |
<ul> <li>番号なしリスト</ul> |
順序ありリスト | 番号が付いた箇条書きを表示する。 |
[list=#] [*]リスト1 [*]リスト2 [/list] |
<ol> <li>番号付きリスト</ol> |
"続きを読む" |
"続きを読む"を挿入する。 デフォルトでは"Read more..."となる。 また、ブログページで表示されるが、 記事を開いた場合は表示されない。
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[more] デフォルトでは[Read More...]であるが、日本語に変えることも可能。 |
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画像表示 |
画像を表示する。 |
[img=images/picture.jpg (popup=false) (scale=NN%) (width=N) (height=N) (float=left|right)]
以下を必要に応じて指定する。 画像ファイル(パスを含める) ポップアップの有無(lightbox2に依存) 画像スケール(%指定) 画像サイズ(横) 画像サイズ(縦) 画像の位置(左または右)
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<img src=画像ファイル名 +オプション> |
ビデオ表示 | ビデオファイルのURLを指定する。 |
[video=http://youtube.com/MYVIDEO] allows to insert a YouTube video in your entry
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|
リンク |
URLには画像や自己ブログの指定が可能。 (プラグインを利用して機能強化できる) |
[url]http://www.page.com[/url] or [url=http://www.mypage.com]リンク先名[/url] | |
HTML記述 |
HTML 記述を含めることができる。 |
LEGACY, use INLINE HTML instead [html][/html] literal html. All code between these is not changed. |
以上が初期インストール後に利用できる基本的な文法となってます。なお、実際に使ってみるとまごつくこともままありましたので、それらも別途記事にまとめたいと思います。また、下記の標準プラグインの情報と固定ページ作成のFAQも参考にされてください。